「エアコン1台無暖房住宅」の造り方 そのⅥ

10年ほど前より冬期無人の別荘をお借りし温度測定をしてきました。
茅野市の標高1250mに当時で言う次世代省エネ基準2地域仕様の10年ほど前施工の別荘で
今までは外がマイナス16度でも内部は辛うじてプラスを維持してきましたが
今年の最低気温は同じマイナス16度でも室内2階窓際はマイナス2度まで下がりました。
今年の寒波は強く昼間も気温が上がらないことが原因かと考えられます。

清水キッチン施工

そんな中現場では本日建築主様立ち会いでシステムキッチンの組み立てが行われています。
本日横浜より朝6時に到着し温度を見たところ地下室・1階・2階共に9度だったそうです。

清水様換気扇

本日フードを取り付けたところですが

清水フード取り付け前

今年の寒さのピークは今のところ1月25日近辺ですが
昨日までは上の写真の様に換気穴から外気がある程度侵入する状態でも
建築主様が1月27日夜中2時半に現場に到着した時は1階が8度・2階が6度
2月2日朝6時に到着した時は外がマイナス8.5度、地下室・1階・2階共に10度だったそうです。

清水邸内装

現場ではこれから設備品が取り付き細かい穴がふさがれていきますので気密性が向上しより快適になると思います。

次回はほぼ完成した状態をご紹介できると思います。
お楽しみに。