標高1400m山間部 F邸 建て方その2

今回も引き続き、標高1400mの山間部に建設中のF邸の現場の様子をご紹介します。

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木造軸組みに耐震性を高めるための構造用合板を張り、そのジョイント部分には漏水・蟻の侵入を防ぐのに有効な
キミツテープを貼ります。前回ご紹介した2重屋根の下屋根に同じです。

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気密テープでの処理を終えた構造用合板の上から透湿防水シートを貼ります。一般的に多い施工方法は、1m物の透湿防水シートをタッカーで止める方法ですが、ホームデザインHARATAでは防水の精度を高めるために3m物のシートを使い、さらにタッカーを使わず一切穴を開けない方法を考案し施工しています。

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この透湿防水シートの上に通気層を取りますが、この通気層を通って空気が屋根の空気層に流れてゆき、屋根の頂上に取り付けた棟換気部材(写真のような部材です)に抜けてゆきます。

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棟換気部材を屋根の頂上の棟の全体に付けることにより夏の暑さ対策と家の耐久性向上につながります。

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サッシは樹脂サッシLOW.Eガラスアルゴンガス入りを基本的に使用していますが、F邸を建設中の土地は標高1400mもあるので、北側の窓は今回初めて真空ガラスを組み込んだ3重ガラスを取り入れました。真空ガラスは断熱性能が優れていることと、以前LOW.Eの3重ガラスを標高の高いところで使用したところ、気圧の変化で割れてしまった経験から、今回は真空ガラスの採用となりました。

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写真は、そのサッシ廻りの細かい隙間に丁寧に断熱材を充填しているところです。この材料はポリエステルです。開口部廻りの頻繁な振動にも追従する性質を持っています。
    
このような地道な作業が終わり、いよいよ専門工事者による断熱工事です。次回はその様子をご紹介します。