無暖房住宅体感スペース 付加断熱工事

今回は無暖房住宅体感スペースの付加断熱工事の様子をご紹介します。
断熱材にも色々な種類がありそれぞれ特徴を持っていますが
無暖房住宅体感スペースでは前回ご紹介した現場発泡ウレタンのアイシネンを施工しました。
こちらの製品は低密度100倍発泡で柔軟性に優れ吸水性がないところが大きな特徴で
メーカーより生涯保証書も交付されます。
今まで断熱材の施工はここまででしたが今回はこれに付加断熱工事を行いました。

付加断熱1

付加断熱3

屋根タルキ間に吹き付けられたアイシネンにプラス、
遮熱材付断熱板(アキレス㈱キューワンボード)の30mmを施工しているところです。
職人さん首がつかれ大変ですが腕の見せ所です。

付加断熱 4

隙間なくビシッと張れました。
壁のキミツシートは日本住環境の透湿性のある防湿フィルムで商品名はダンタイトです。

付加断熱完成

ジョイントにはキミツテープを貼り18mmの空気層を造り仕上げの板張りです。
板には柿渋に墨を混ぜた塗料を作り塗りました。

4日通気層

屋根形状に沿った勾配天井の出来あがりです。

勾配天井-1

梁は少し古材風に加工し、やはり墨をブレンドした柿渋で仕上げました。

勾配天井-2

天井を張る前に18mmの空気層を設けたのは断熱材に穴を開けることなく照明器具の配線ができることと、
天井材の裏面の結露も防ぎ空気の層による保熱効果もあることからです。

勾配天井-4

高所に取り付けた窓は夏の暖気を排出する考えです。

また、並列のサッシでメーカーを変えそれぞれの特徴も調べました。

20150730-2.jpg

この冬無暖房住宅体感スペースはとても快適で、事務仕事は全てこちらで行うことになりました。
今までの事務所で使っていた暖房器の灯油代1か月約1.5万円が全くの不要となりました。
ただ、冬の暖かさは体感できましたが、夏どのくらい暑くなるのか、または涼しいのか
地下室の状況は:などなどこの夏レポートしていきたいと思います。

現在高気密住宅と外とを繋ぐ半オープンエア構造のインナーテラスをドッキングさせた住宅を設計中です。
建築場所は原村ですが今年は雪解けも早いため中旬には工事を始める予定です。
次回から「高気密住宅とインナーテラスの融合」と題して、関係者しか見ることのできない木材の流通から
プレカット工場での加工も含め基礎工事から随時ご紹介していきたいと思います。
おたのしみに。