「エアコン1台無暖房住宅」の造り方 そのⅤ

今回の建物は小屋裏に空間を造れるスペースがありました。
そこで今まで屋根断熱にプラス付加断熱として取り付けていたキューワンボードを天井断熱で施工しました。

清水アイシネン

上の写真は屋根タルキ厚さ235mmに隙間なくカナダ生まれのアイシネンを吹き付け施工しているところです。

清水上り始め

小屋裏の上り始めは今まで通りキューワンボードを付加断熱させます。ボード間のジョイントにはもちろん気密テープを貼ります。

清水小屋空気層

そして電気配線ができるよう空気層を取り仕上材を張ることになります。

清水屋根断熱の下に三角の空間

屋根断熱の下に三角の小屋裏空間ができました。

清水水平断熱

この様に屋根断熱とは切り離し水平に天井断熱を造りました。
いわゆるダブル断熱です。

清水三角空間計画換気ダクト

その三角にできた空間に計画換気のダクトをつなげ夏の暑さ対策の効果をより高め
冬は気積の無駄を省く設計です。
天井断熱部分の下にももちろん空気層を造りボードを張っています。

清水外部完成に近づく

この様に内部の工事が進んでいますが外部は完成に近づきました。

次回は一年で一番寒いころとなりますので内外の温度を建築主様と一緒に測定し発表します。
どうぞお楽しみに。