建築中の「スモハ」の外観です。
前回は第三者機関による構造と防水の検査状況をお伝えしました。
4寸角のヒノキ土台に取り付けられた金物や、
やはり4寸柱の外側に耐震性の強い面材を張ったところをご紹介しましたが
上の写真はその4寸柱間にアイシネンという断熱材を吹き込んだところです。
発泡ウレタンの中でも100倍発泡といわれるカナダ生まれの製品です。
4寸角柱全体にびっしり12cm以上にあふれて発泡します。
あふれた断熱材は奇麗に削り取られて
ベーパーバリア工事を行います。水蒸気(ベーパー)を通さない(バリア)シートを張ります。
北海道では一般に行われる工事ですが本州ではあまり普及していません。
北海道なみに冷え込む信州では必要と考え10年以上前から取り入れてきましたこの工事は
多くの建築図書で推奨されるようになりました。
天井も同じでバリアをした上に空気層を設け
その空間に電気配線を通し
仕上のレッドパインを張り仕上げていきます。
次回もこの続きをお伝えします。