原村A邸の現場では3月下旬に基礎工事を行いました。地盤のコンクリート打ちから、配筋のチェック、そして100mmの断熱材を入れながらの基礎の立ち上がり部分の型枠組みまでを写真でご紹介します。
基礎は、構造基準上は布基礎仕様ですが全面コンクリートにすることにより基礎底面の面積を大きくし、荷重を分散させることで不同沈下に対する耐久性や耐震性を増すことが可能となります。また、床下全面がコンクリートなので防湿対策にもなります。加えて、地下には床下の冬暖かく夏涼しい自然エネルギーの地熱を取り入れています。
配筋にあたっては、現場の職人たちが均等に、美しく仕上げてゆきます。
職人さんによる仕上げの後は、とても滑らかな仕上がりになっています。
南にコンクリートテラスが付きます。また、中間にオープンポーチを取り、東は車庫になる予定です。
幅100mmの断熱材(カネライトフォーム)を基礎部分にいれています。
こうして、基礎の立ち上がりの枠組みまでが完了しました。基礎に断熱材を入れることで冬暖かく夏涼しい地下部分が出来上がります。
ホームデザインHARATAの薦めている、高気密高断熱の冬暖かく夏涼しい家づくりにはその思いを理解し協力してくれる職人の存在は欠かせません。
ホームデザインHARATAの基礎工事をお願いしている職人さんたちは、ホームデザインHARATAがまだ設計事務所として仕事をしていたころに現場で色々な仕事を見て、平成16年に建築施工を手掛けるようになった際に声を掛けさせて頂いた丁寧な仕事をする地元でも評判の職人さんたちです。その組が一組二組となり、ともに良い家を手掛けてゆく中で仲間意識も生まれ、基本的には同じ顔ぶれでずっと仕事をさせていただいています。基礎のコテ仕上げにうちの左官がいたり、今では職人同士で直接連絡を取り合い工事が進められるほどになっています。
引き続き次回も、原村A邸の現場の様子をご紹介します。どうぞお楽しみに。