今回は、富士見町のK様邸を基礎工事からご紹介します。
K邸の建設地は山間部ではないため、60cmぐらい表土を剥がすと丈夫な赤土層となります。
作業をしやすくするために15cmほど砕石を均し、その上に防湿用のポリシートを敷きつめベースの配筋をします。現在この部分の砕石はほとんど再生材が使われています。再生材とは解体した建築物のコンクリート等を砕き再利用することで、タイルや金属の欠片が混入しています。
全体の配筋が組まれました。
数年前より瑕疵担保保険に加入するようになりましたが、この段階で保険機構の検査を受けます。検査官によく言われる事は深い(高い)基礎であることです。また、富士見・原村方面は地盤が丈夫なため布基礎での申し込みですが、ベースの鉄筋を全体に組みベタにコンクリートを打ち込むことにより、地熱の恩恵もあり3年もすると良い床下空間となります。
その環境(良い床下空間)を造るために、布基礎に断熱材を入れながら型枠を組みコンクリートを打設します。
次回は木組みの様子をご紹介します。どうぞおたのしみに。