今回は、前回のブログで予告したホームデザインHARATAのオリジナル工法ともいえる、防水・気密性に優れ長寿命につながる夏涼しい2重屋根の施工風景をご紹介します。
屋根の形を形成するタルキとタルキの間の幅は23cmあります。後にこの空間には断熱材がしっかりと充填されます。
タルキの上に合板の野地板を張り、防水性と気密性を高めるために全てのジョイントに防水テープを貼ります。その上に3cmの通気層を造るための角材を45cmピッチで取り付けます。
その角材の上に再度野地板を張ります。この野地板には無垢の杉板を使用することが重要です。この杉板の下を空気が流れ、夏涼しく断熱材も乾燥し漏水の心配も少なく長寿命が期待できます。
野地板を張り終わりました。通気層のある2重野地屋根の完成です。この、野地の下に通気層を造るやり方は昔から土蔵に取り入れられていました。
次回も引続きk様邸の現場の様子から、35mm厚の無垢の床材等こだわり部分をご紹介します。どうぞお楽しみに。