今回は前回に引き続き2015年ごろまでに手掛けた建物の一部を外観からご紹介してまいります。
下の建物は前回ご紹介しましたカフェミントガーデン様風がご希望の方でした。
ミントガーデン様の屋根は切妻でしたがこちらは大屋根タイプです。
内外とも塗り壁仕上げと自然素材にこだわりを持たせました。
北側で水回りがありますがボイラーや水道等床下に設置しすっきりしています。
凍結防止帯も不要です。
この地域(茅野・原村・富士見)八ヶ岳高原は一般的に西傾斜の土地が多いです。
また、冬には諏訪湖方面の冷たい西風が吹き上げます。
その為雨水の考慮や風除けを含め屋根を西側に伸ばしその部分を駐車スペースにする大屋根タイプのケースが多いです。
北側に屋根を向けないのも冬の雪対策の一つです。
冬場だけ西側の壁に風除けを付けるお宅も多いです。
この様な形状ですと雨に濡れず玄関にアプローチできますし冬霜や雪から車を守れます。
上の建物は外壁のメンテナンス不要がご希望でガリバリウム鋼鈑の外壁材になっています。
こちらも同じデザイン形状の外観ですが外壁は木目調の窯業系サイディングを使用しています。
こちらは大屋根ではなく西傾斜の片流れで
東側の屋根を高くし八ヶ岳を望めるようにしました。
外壁はガリバリウム鋼鈑縦張です。
こちらは敷地の条件から西側に屋根付きのウッドデッキが付けられました。
東側道寄りに別棟のガレージがあります。
こちらは東側の外観ですがこの敷地で育ったオニグルミの木を伐採・製材し
柱・梁にふんだんに取り入れました。
こちらは全くデザインは異なり総2階の建物です。
庭には現在ならテレワークスペースとなる趣味の部屋もあります。
こちらは前回ご紹介したガレージと一体になった建物の西側のスタイルです。
ガレージの扉は電動の巻上スライドドアになっています。
母屋とガレージの中間にも駐車スペースを取り、行き来できるようになっています。
次の建物は大屋根タイプですが林で西風が遮られていますので西屋根は伸ばしていません。
南側からのアプローチなので玄関が南に位置しています。
玄関の隣南東部分にはワークルームがあり人が集えるスペースです。
北側もボイラー等床下でオイルタンクだけ見える状態です。
こちらはご希望により切妻スタイルです。
地下の入り口、ロフトの窓も見えます。
上の建物は今までとは変わり一階に駐車スペースがあります。
こちらはリビングにアールスペースを取り入れました。
内部はこんな感じです。
この様に次回はこのころの建物の内部をご紹介してまいります。