次世代耐震性能を取入れた信州は茅野市:省エネ住宅の造り方Ⅲ

現場に持ち込まれたこの見慣れない機械は屋根材を折り曲げ加工する機械です。

特殊屋根1

一般には工場で加工し現場に搬入しますが
今回は20mを超える長い屋根を一枚物で仕上げたいため
特別にお願いして現場での加工となりました。
6人掛で取り組みます。

長い屋根

屋根が仕上がってきました。

金物検査

この段階で屋根や開口部の防水検査と計算通りの金物が使用されているか
構造検査が第三者検査機関によって行われます。
これは瑕疵担保保険加入が義務付けられているからです。
検査官は長野県建築住宅センターから派遣されます。

付加1

内部ではオリジナルな断熱施工を施せるよう作業が進みます。

付加2

柱と組み込まれたパネルに4cmの付加断熱が施工できるよう材木を内側に打ち付けます。
桁や柱の内側に断熱材が入ることによりヒートリバー(熱橋)を抑えます。

付加3

これによって柱・梁の内側4cmに断熱材が付加されます。

吹き込み

100倍発泡のアイシネンを吹き付けているところです。

屋根断熱

2重屋根の下、垂木間に吹き込んでいるところです。

シート

湿気が入らない様にキミツシートを張ります。

内部コンセント

内部コンセントやスイッチにはあらかじめ気密ボックスを仕込んどいて断熱材を施工し
キミツシートと連結させ湿気が入らないようにします。
これで冬鍋料理を囲んでも安心です。