今回は、前回ご紹介した美山の里I邸の内部、玄関をご紹介します。
イタリア製のテラコッタ張の玄関とナラ材の無垢フローリングの間を仕切るどっしりとした上がり框は玄関ポーチ柱と同じでこの地に生息していた胡桃の木を加工しました。
厚板カウンター用の板も数年前に購入し良く乾燥させ加工しました。カウンターの下にはスリッパ置きがあります。
玄関の厚板カウンター上には、数年前にイギリスより輸入されたアンティークなステンドグラスを配置し、奥の和室に柔らかな光を与えています。
厚板カウンターと反対側の壁には大容量の靴箱と、階段下収納があります。靴箱の棚板は必要な高さに移動させることが可能です。
玄関ドア横に手打ちのアイアンハンガーが、そして框の脇には靴の脱ぎ履きがしやすいようにカタツムリの載ったオリジナル手摺も取り付けられました。
次回は同じく美山の里I邸のリビングをご紹介します。どうぞお楽しみに。