今回も原村の現場よりお伝えします。
高地でも水抜き・凍結防止帯不要の高気密住宅の小屋裏利用の造り方をご紹介します。
上のように垂木間に断熱材アイシネンを18cm以上の吹付けます。
そしてその下に
2重断熱と遮熱・気密を兼ねたキューワンボードを張ります。
そしてまたその下に空気層を取り仕上げ材を張ります。
外側も日本伝統建築の土蔵造りの発想から通気層を設けます。
そうすることにより暑くて使えない小屋裏も有効利用できます。
ロフトに通ずる階段ができました。
上ってみましょう。こんな感じに板張りのロフト(小屋裏部屋)ができてきました。
子供の遊び場としても最適です。
次は造作工事を紹介します。
1階の床はアンティーク加工されたナラの無垢材です。
細かいので手間がかかりますが仕上がると立派です。
これから壁を仕上げるところですが
この壁も空気層をとり電気配線を行います。
この空気層も断熱効果を上げ、漏電による火災の防止にも繋がります。
ボードが張られ分厚い窓台も付きました。
この厚板は何かといいますと
長年寝かせておいた一枚物の米松材です。
加工し取付・塗装をしますと厚板カウンターの出来上がりです。
次回もこの続きをお楽しみに。