今年春完成したI邸には、前回のブログでご紹介した施主さん自ら手掛けたガレージも完成し、美山の里にも雪が降りました。
工事状況をお伝えしてきたK邸も全て工事が終了し八ヶ岳高原には長い冬がきます。
今年の冬は寒さの到来が早く、現在までの最低外気温はマイナス9.5度ですが無人の室内は最低温度4.5度でした。
ホームデザインHARATAの手がける建物はどのお宅もそうですが、蟻一匹入れないつもりで工事をさせていただいております。毎回より良いと思える方法を取り入れて行った結果、C値（相当隙間面積）は平成17年に0.35、平成22年には0.2をクリアしました。0.2はという数値はパッシブハウス（無暖房住宅）に匹敵する性能数値です。これらの結果はもちろん、第三者による測定結果です。
これにより冬期間無人でも、災害でエネルギー供給が止まっても凍結しない建物が実現しています。
八ヶ岳高原K邸のデッキ上の屋根には、将来太陽光発電を取り入れることも考慮しHEMS(ホームエネルギーマネジネントシステム）用のスマートハウス対応の配管を先行して行ってあります。また、どのお宅も地熱の恩恵を受けることが出来る地下には、将来発展して行くであろう蓄電をはじめ創エネ機器などに必要な装置がたっぷり置ける収納スペースがあります。
来年春から美山の里I邸から徒歩10分のところに新たにホームデザインHARATAによる建築がはじまります。いつでも現場見学を受け付けておりますので、お気軽にお尋ねください。
皆様、良いお年をお迎えください。
